就労移行支援は意味ないのか?事業所に通うために必要な考え方5つ
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そんな疑問にお答えします。
この記事を読めば、就労移行支援があなたにとって、意味のある場かどうかがわかります。
うつ病アドバイザーのウツテン(@utsuten_com)です。
就労移行支援のことをグーグルで調べたら「就労移行支援 意味ない」という言葉が出てきました。
- 就労移行支援って意味ないのかな?
- 通ったのに、仕事に就けなかったらどうしよう
- ひどい対応をされないかな・・・
この記事では、
- 就労移行支援は本当に意味がないのか
- 合わなかったり、無駄だと感じないか
- 事業所に通うために必要な考え方
- 就労移行支援のミスマッチを防ぎたい
と思っている人にオススメです。
就労移行支援は、老若男女・社会人経験の有無など、さまざまな人が通っています。
ぜひ読んで、役立ててくださいね。
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01:就労移行支援は意味ないと考える理由
就労移行支援は意味ない!と、考えている人の理由はこちらです。
- 就職が保証されているわけではない
- プログラムが簡単すぎ
- スタッフや通所者とのコミュニケーションが苦手
ひとつずつ解説しますね。
① 就職が保証されているわけではない
就労移行支援は、通ったら絶対に就職できるわけではありません。
一般企業への就労を目指す障害者の就職や職場定着を支援する福祉サービスが就労移行支援なのです。
そして、就労移行支援に通っても就職できない人の特徴が4つあります。
- 安定して通所ができない
- 好条件の就職先しか考えない
- 病気や障害のことを理解していない
- 自分をコントロールできない
ひとつずつ説明しますね。
安定して通所ができない
就職した場合、週5日間・残業なしで8~9時間ほど会社に拘束されます。
まずは、就労移行支援に安定して通所することを心がける必要があります。
好条件の就職先しか考えない
- 年収400万円以上
- ボーナスは必須
このように条件を優先して考えていると、選択できる企業は限られます。
まずは条件を見直して就職先を探して入社し、社会生活が安定してから転職することを考えるのも選択のひとつ。
どうしても好条件の企業で働きたい場合は、うつ病を隠して転職活動をするのが良いかもしれません。
病気や障害のことを理解していない
障害者にとって、病気や障害を理解することはとても大切です。
配慮してほしいことがわかっていない場合、あなたも周りも困ってしまいます。
病気や障害を抱えると、健康時と同じように仕事ができないことが多いです。
就労移行支援に通って、自分ができること・できないことを理解しましょう。
自分をコントロールできない
社会生活を送ると、好き勝手に行動できませんよね。
自分をコントロールしてマネージメントする方法を、就労移行支援では身につけることができます。
うつ病が安定して就労移行支援の通所ができても、就職先が決まらないことがあります。
何十件、何百件と応募しても、内定が貰えないことだってあるんです。
不安感が強くなって応募が怖くなり、消極的になってしまうことだってあります。
② プログラムが簡単すぎる
就労移行支援には、さまざまな境遇の人が通っています。
- うつ病などの精神疾患で離職中の人
- 発達障害のある人
- 身体障害のある人
- 難病のある人
- 社会人経験のない人 など
社会人経験がある人もない人もいます。
社会人経験があると、就労移行支援のプログラムは簡単に感じることもあります。
- パソコンスキル
- ビジネスマナー
- コミュニケーション
- メンタルケア
- 実務訓練
就労移行支援では、企業で働くための基本的なスキルしか学びません。
事業所のプログラムを確認せずに入所すると、期待はずれと感じてしまう人も少なくありません。
③ スタッフや通所者とのコミュニケーションが苦手
就労移行支援に通っている人で多いのが、スタッフや通所者と上手にコミュニケーションが取れないことです。
事業所の雰囲気やスタッフの口調など、相性が合わないこともあります。
学校のクラスでも、自分に近い人同士でグループになりますよね。
学校は自分では選べませんが、就労移行支援は自分で選ぶことができます。
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02:採用担当者が障害者に求めるコト
ここでは企業がどんな障害者を採用したいのかをお伝えします。
- 障害を理解・把握していること
- 自己管理ができていること
- コミュニケーションスキルがある
順番に説明しますね。
① 障害を理解・把握していること
企業の採用担当者が最も重要だと考えているのが、自身の障害を理解・把握していることです。
そして、自身の障害を前向きに受け入れているかもポイントです。
仕事を長く続けると、不得意なことに直面することもあります。
そんなストレスが起こりそうなときに、自分自身でどう対処したらよいか知っておく必要があるのです。
- 対処方法がわからない
- 頭で理解しているけど実践できない
私も対処方法がわからずに苦労して、うつ病になりました。
② 自己管理ができていること
企業に長く働くためには、健康管理や生活リズムを整えることも大切です。
あなた自身の体調変化に早く気づくことは、あなたにとっても企業にとっても重要になります。
調子が崩れ始めのときに適切に対処ができる人は、企業も安心して採用ができますよね。
就労移行支援を利用すると生活リズムが整い、プログラムやスタッフのアドバイスで体調変化時の対処ができるようになった人が多くいます。
③ コミュニケーションスキルがある
仕事でもプライベートでも、コミュニケーションは大切なスキルです。
ただ企業側も、障害のある人すべてが自ら行動できるわけではないことも理解しています。
上手にできなくても、自ら行動する姿勢を評価するんです。
- わからないときに自ら質問ができる
- 自分の考えを伝える
- 報告・連絡・相談ができる
他にも、一緒に働く人の障害を理解することも大切です。
あなたと異なった考え方や情報を受け入れられる柔軟性があると、円滑に仕事を進めることができます。
コミュニケーションは、個人の就職活動や転職エージェントとのやり取りでは身につけることが難しいです。
03:就労移行支援の事業所に通うために必要な考え方5つ
就労移行支援に限らず、すべてのことでミスマッチは起こりうることです。
そこで、就労移行支援に通うために必要な考え方5つを紹介します。
- 自分の障害を知る
- 自分のビジネス能力や経験を知る
- 就職につながりやすい事業所を選ぶ
- 職場での自立・定着をサポートしてくれる事業所を選ぶ
- 安易な選択はしない
詳しく解説していきますね。
① 自分の障害を知る
あなたが働くために、自分の障害について理解していることが大切です。
医師や家族、友人など周りの人の協力を得ながら、自身の障害と向き合ってみましょう。
課題を克服できるプログラムを行なっている就労移行支援を選ぶのが良いでしょう。
② 自分のビジネス能力や経験を知る
あなたの職務経験やどんなことを学んできたか、振り返ってみてください。
できること・できないことを整理して、足りないビジネススキルを学べる就労移行支援を選びましょう。
③ 就職につながりやすい事業所を選ぶ
就労移行支援は、原則として2年以内の利用となります。
そのため就労移行支援の見学をしたときに、以下のことを確認してください。
- 就職実績はあるのか
- 就職後の定着率はどのくらいか
- 平均的な通所期間
- 就職につながるプログラムが充実しているか
- 採用企業側の話を聞くことができるか
- ハローワークや地域の就労センターなどと連携が取れているか
- 障害者専門の転職エージェントと連携があるか
④ 職場での自立・定着をサポートしてくれる事業所を選ぶ
就労移行支援は就職サポートだけではなく、就職後の自立・定着もサポートしてくれます。
あなたと企業だけでなく、家族や病院、ケースワーカー、地域の就労支援センターなどと連携が取れているのがオススメです。
⑤ 安易な選択はしない
うつ病などの精神疾患を抱えてると、比較検討するのに疲れてしまいます。
ですが、就労移行支援を安易に選ぶのは辞めましょう。
- 家から一番近い場所にあるから
- 有名な企業が運営しているから
- 友達が通っていたから
- 交通費やランチが支給されるから
就労移行支援は通うことが目的ではなく、就職して長く働くために必要なことを学ぶ場所です。
こんなところで選んでしまうと、あなたが求めている結果と異なってしまうので注意してください。
04:【まとめ】就労移行支援に通う目的を決めよう
- 自分の障害を知る
- 自分のビジネス能力や経験を知る
- 就職につながりやすい事業所を選ぶ
- 職場での自立・定着をサポートしてくれる事業所を選ぶ
- 安易な選択はしない
あなたが就労移行支援に通うのは、生活リズムを安定させて症状を理解し、就職して長く働くためです。
- うつ病になってから、生活リズムが崩れてしまった
- ビジネススキルはあるけど、メンタルケアができない
- コミュニケーションの取り方がわからない
こんな人に、就労移行支援の通所はオススメです。
あなたも就職して長く働くために、就労移行支援を選択肢のひとつにしてみてくださいね。
以上「就労移行支援は意味ないのか?事業所に通うために必要な考え方5つ」という記事でした。
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