うつ病になったら最初にやる事ガイド|支出を減らす制度やお金の節約
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そんな疑問にお答えします。
この記事を読めば、うつ病になったら最初にやることがわかります。
うつ病アドバイザーのウツテン(@utsuten_com)です。
うつ病になると治療費や交通費で「お金がかかる・・・」と悩むことが多くありました。
この記事では
- 国の制度を利用して支出を減らす方法
- 支払いを先延ばしにする方法
について、お話していきます。
病院の医師や家族は知らなかった内容です。
最後まで読んで、ぜひ役立ててくださいね。
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01:国の制度を利用して支出を減らす方法
まず初めに、国の制度を利用して支出を減らす方法です。
体調が悪いときは無理せずに、家族にお願いするか体調が良い日に調べましょう。
① 自立支援医療制度
自立支援医療制度は、継続して通院による治療が必要な精神障害(てんかんを含む)を支援する制度です。
精神障害に関する医療費の自己負担額が、3割から1割に減額されます。
歯医者や皮膚科、風邪などで病院に行く場合は対象外になります。
世帯の所得によって1ヶ月の自己負担額の上限が違うんです。
そして申請するには、市区町村に行く必要があります。
詳しくは、お住まいの市区町村に確認を取りましょう。
私が住んでいる神奈川県川崎市では下記のような流れでした。
自立支援医療制度の書類と一緒に、次にお話する「精神障害者保健福祉手帳」の書類をもらいました。
「一緒に申請できるからやってみて」とアドバイスをもらったんです。
10項目くらいの質問に対して回答をし、「自立支援医療用の診断書と申請書」を書いてもらいました。
通院の際に書類を渡して、担当医にお願いしましょう。
- 自立支援医療用の診断書
- 自立支援医療用の申請書
- 健康保険証のコピー
この3つを提出して待つだけです。
私の場合、2ヶ月ほどして「自立支援医療制度」と「精神障害者保健福祉手帳 3級」の手帳をもらえました。
② 精神障害者保健福祉手帳(精神障害者手帳)
うつ病は初診から6ヶ月経つと、精神障害者保健福祉手帳を申請することができます。
精神障害者保健福祉手帳は、うつ病などの精神疾患にかかっていることを証明するものです。
これを持っていることで、社会における様々なサポートを受けれます。
- 国・地方自治体の福祉制度
- さまざまな福祉サービス
- 公共利用施設の減免
- 税金面での優遇措置 など
ここでは書ききれないほどありますが、私は主にタクシーで利用します。
③ 障害年金
障害年金を申請するには、2つの条件を満たしている必要があります。
- 初診日
- 保険料納付
初診日
うつ病の初診日に国民年金または厚生年金の保険者であること。
障害年金は原則、初診日から1年6ヶ月経っていれば申請できます。
保険料納付
うつ病の初診日の前日において、初診日の月の前々月までの1年間に滞納期間がないこと。
2020年5月から2021年4月の間に、国民年金または厚生年金の滞納がないことです。
20歳未満の場合、保険料納付がないので受け取れません。
65歳以上の場合、受け取れません。
障害年金は国民年金か厚生年金をちゃんと払ってる人しかもらえないんですね。
ですが、将来的に死亡一時金・寡婦年金がもらえないのはデメリットなので申請しませんでした。
死亡一時金
夫に生計を維持されていた遺族に支払われる一時金
寡婦年金
夫を亡くした妻が60歳から65歳の期間に受給できる年金
④ 交通乗車証
交通乗車証は、地域によって無料になったり、割引になったりする乗り物が違います。
例えば大阪市ですが、精神障害者保健福祉手帳を持っていて申請すると「無料乗車証または割引証の交付」が交付されます。
⑤ 国民年金保険料の免除・減額
国民年金保険料の納付が困難な場合、申請しましょう。
保険料が100%、75%、50%、25%の納付が免除、減額を受けれます。
免除期間の半分は税金で補われています。
1年間免除となった場合、老後の年金は税金で支払われた半年分(1/2)は受け取れます。
参考元:国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度(日本年金機構)
私が相談したとき、役所の窓口の人は「うつ病で辞めた場合、離職票を出せばほぼ100%の可能性で全額免除」と言ってました。
2年以内なら手数料が掛からずに追納できるので、老後の年金を減らしたくない人は働き始めたら払いましょう。
2年過ぎても手数料は毎月50円~なので、申請するべきですね。
⑥ 国民健康保険料の減免・軽減
国民健康保険料の納付が困難なときに申請しましょう。
昨年、働いていなかった人は申請すると国民健康保険料が安くなりますよ。
住んでいる市区町村の国民健康保険の窓口で相談できますよ。
毎年6月くらいに納入通知書が届くので、すぐに相談に行きましょう。
下記は神奈川県川崎市の流れですが、参考にしてくださいね。
- 国民健康保険料の納入通知書(送られてきた書類)
- 身分証明書(免許証、マイナンバーカードなど)
- 非課税証明書(300円必要)
市税の窓口で「国民健康保険料の関係で、市県民税申告をしたいです」と伝えてください。
前年の所得が0円と伝えましょう。
私の場合、同じ担当の人が「非課税証明書が必要って言われましたか?」と言ってくれたので、その場で申請用紙に記入しました。
お住まいの市区町村によって異なると思うので、市県民税の申告をした際に確認してください。
本人確認のために身分証明書が必要です。
送られてきた納入通知書と取得した非課税証明書を持って、保険年金課の窓口で「減免したいです」と伝えてください。
書類を渡されて記入後、処理をして減額された変更通知書と支払い通知書をもらえます。
時期がすぎると、国民健康保険料の減免・軽減の申請できないと言われました!
申請する予定の人は、請求書が届いたらすぐに市町村に行って相談しましょう。
⑦ 個人市民税
個人市民税は前年の所得によって減額・免除が適用されます。
市区町村によって条件が異なりますが、所得の減少の程度に応じて10分の2から全額まで減額・免除の可能性があります。
資産を保有しているとダメなようです。
「個人市民税を払うために資産を売れ」と言われてる感じですね。
⑧ 傷病手当金
傷病手当金は、会社の保険制度ですがとっても大切な制度です。
年のため、この記事にも書いておきますね。
会社に所属していて、うつ病などで仕事ができない時に支給されます。
連続して3日間休んだ後、4日目以降から仕事につけなかった日が支給対象です。
支給金額は1ヶ月の給与の約2/3です。
月30万円の給料の場合、20万円ほどが給付されます。
詳しくは全国健康保険協会のサイトを確認してください。
02:働くまで支払いを先延ばしにする方法
ここでは支払期限を先延ばしてもらう方法をお伝えします。
① 国民年金保険料の猶予
国民年金保険料の納付は、減額・免除の他に支払いを先延ばしにする「猶予」があります。
保険料が減額できなかった場合、納付猶予の申請が可能です。
まずは減額・免除の申請をして、ダメだった時に猶予をすることをおすすめします。
② 住宅ローン
住宅ローンがある人はまず、借りている銀行へ相談してみましょう。
延滞してからだと交渉が難しくなるので、支払えているうちに銀行へ相談しましょう。
03:【まとめ】調子がいい時にムリせずやりましょう
国の制度って知らないと損するし、誰も教えてくれませんよね。
他にもほんの一部ですが、下記のような国の制度があります。
- 特別障害者手当
- 心身障害者医療費助成制度
- 高額療養費制度
- 労災補償
- 医療費控除
- 特別障害給付金制度
- 所得税・住民税の控除
- 自動車税の控除 など
住んでいる市区町村や厚生労働省のホームページを見てみましょう。
以上「うつ病になったら最初にやる事ガイド|支出を減らす制度でストレス減」という記事でした。
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