うつ病は女性の方が男性より2倍なりやすい|影響を与える大きな原因

うつ病は女性の方が男性より2倍なりやすい|影響を与える大きな原因

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うつ病って、女性の方が男性よりなりやすいって本当?

そんな悩みにお答えします。

この記事を読めば、女性がうつ病になりやすい原因がわかります。

うつ病アドバイザーのウツテン(@utsuten_com)です。

かんたんプロフィール
みゃあ
女性ってだけでうつ病になりやすいの・・・
ウツテン
女性がうつ病になりやすいのは事実ですが、みんなが発症するわけではないので安心してください。

この記事では

  • 女性がうつ病になりやすい原因
  • 女性特有のうつ症状
  • 男性がなりにくいわけではない理由

がわかりますよ。

ぜひ最後まで読んで役立ててくださいね。

タップできる目次

01:女性がうつ病になりやすい原因

女性がうつ病になりやすい原因
ウツテン
女性は男性よりも2倍、うつ病になりやすいと言われています。

女性は男性の2倍程度、うつ病になりやすい。

うつ病が女性に多いことは、世界的な傾向である。

引用元:うつ病を知る(厚生労働省)

女性がうつ病になりやすい原因は、女性ホルモンが大きな影響を与えています。

女性は、人生で大きなホルモン変動が4回あります。

  • 初潮
  • 妊娠
  • 出産
  • 更年期

毎月の生理(月経)も女性ホルモン変動のひとつなのです。

女性ホルモンの変動で感情が揺れ動きやすい女性は、男性よりもうつ病になりやすい傾向が見られます。

次に、女性特有のうつ病を解説しますね。

02:女性特有のうつ症状

女性特有のうつ症状

女性特有のうつ症状には4種類あります。

  • 産後うつ病
  • 更年期うつ病
  • 空の巣症候群
  • PMS(月経前症候群)

ひとつずつ解説していきますね。

① 産後うつ病

ウツテン
女性特有のうつ病で有名なのが、産後うつ病です。

出産後はホルモンバランスが乱れるので、一時的に情緒不安定になることがよくあります。

情緒不安定が長引き、育児や主婦業の不安がきっかけとなり、ひどいうつ状態になることが多くなるんです。

マタニティーブルーと呼ばれる悲しさや惨めさなどの感情は、多くの女性が経験します。

マタニティーブルーは2週間以内に治まるため、あまり心配することはありません。

産後うつ病は数週間から数ヶ月続きます。

極稀に産後うつ病よりもさらに重度である、産後精神病が発生する場合もあるので注意が必要です。

② 更年期うつ病

ウツテン
閉経を迎える前後の約10年間が更年期と言われます。

この閉経の時期に起こるうつ病が、更年期うつ病です。

閉経のタイミングで女性ホルモンが乱れて、うつ症状が現れることがあります。

更年期うつ病は更年期障害と症状が似ており、判断が難しいんです。

心療内科や精神科以外にも、婦人科で治療をしてくれる場合もあります。

まずはうつ病の診断テストをしてみて、あなたの症状を把握することが大切ですね。

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③ 空の巣症候群

ウツテン
人によって、更年期のタイミングで子どもが自立する時期を迎えます。

大切に育てた子どもが自立するのをきっかけに、空の巣症候群を発症することがあるんです。

空の巣症候群(からのすしょうこうぐん、Empty nest syndrome)は、子どもが家を出たり結婚したりしたときに、多くの女性が感じる憂うつで不安になる苦しみの一般的な信念を表す言葉である。

引用元:空の巣症候群(Wikipedia)

子どもが巣立ったことによる虚無感と一緒に、過程内の孤独感が女性を苦しめます。

子育てから開放されると、安堵や充実感を得られますよね。

その一方、ひとつの目標を達成したことで燃え尽き症候群のような、言いようのない寂しさを感じてしまうのです。

子どもが巣立って寂しさや家で居場所がないと感じたら、カウンセリングを受けてみましょう。

④ PMS(月経前症候群)

ウツテン
年齢に関わらず、女性に多く現れるのがPMS(月経前症候群)です。

PMS(月経前症候群)は生理前に毎月症状が出て、生理後に和らぐことが特徴です。

月経前症候群(PMS)とは?
月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。
原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。

引用元:月経前症候群(公益社団法人 日本産科婦人科学会)

精神状態が重く不安定なときは、PMDD(月経前不快気分障害)の可能性もあります。

生理前に下記のような症状が出る人は、婦人科に相談してみましょう。

精神的症状
  • イライラする
  • 怒りっぽく攻撃的
  • 無気力・憂鬱な気分になる
  • すぐに落ち込む
  • 理由がないのに不安になる
  • 涙もろい
  • 眠れない
  • 集中できない
  • 作業が進まない など
身体的症状
  • 下腹部の痛み・腰痛
  • 頭痛や肩こり
  • 疲れやすい
  • だるい
  • 乳房の張り・痛み
  • 手足の冷え
  • むくみ
  • 便秘
  • 吐き気やめまい など

婦人科で解決できなかったら、心療内科に行くことも検討してみましょう。

03:男性がうつ病になりにくい訳ではない

男性がうつ病になりにくい訳ではない
みゃあ
男性はうつ病になりにくいんだね・・・
ウツテン
そうでもないんです。男性のうつ病が少ないのには理由があります。

男性は、うつ病になっても病院で受診するケースが少ないんです。

  • 仕事で病院に行けない
  • そのうち良くなるだろう
  • 働いて稼がないと! など

精神的につらい状況でも「仕事をがんばる」という気持ちにしてしまいます。

そのため男性の場合、病院に行ったときには重篤な症状だったり、過労死するまで働き続けてしまうんです。

また女性は、男性と比べると共感力が高い傾向があります。

友人や家族に相談できる人が男性よりも多いため、病院に通院しやすいのです。

04:【まとめ】女性ホルモンが関係する

【まとめ】女性ホルモンが関係する

女性ホルモンが変動しやすいタイミングで、女性特有のうつ病になる傾向があります。

  • 初潮
  • 妊娠
  • 出産
  • 更年期
  • 生理(月経)

最近では、男性にもホルモンバランスの変化でうつ症状が出る場合もあるんです。

うつ病によく似た「男性更年期障害(LOH症候群)」も男性ホルモンが大きく関わっています。

ホルモンバランスを整えるには、普段の生活を見直してみましょう。

ホルモンバランスを整えるには?
  • バランスの良い食生活
  • 心地よい運動・ストレッチ
  • ストレスから離れる
ウツテン
出来ることからひとつずつ、試してみましょう。

以上「うつ病は女性の方が男性より2倍なりやすい|影響を与える大きな原因」という記事でした。

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